ハウザル地方

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ハウザル地方は、王国の地域のひとつであり、大陸北東部に位置している。
特異な気象現象で知られ、王立星読院による調査特区に指定される。

地理[編集]

地形[編集]

東西にハウザル大山脈が横たわり、南北を大きく分断している。南部は海に接するほか、地下には広大な旧ドワーフ坑道が広がっている。

気候[編集]

南北で気候が大きく異なる点に特徴がある。北部は季節によって寒暖の差が激しく、特に冬季の積雪はしばしば街路を封鎖する。南部は四季を通じて穏やかな気候を見せる一方、地域によっては魔術的な作用の気候が広く観測される。特に南部一部地域では“女の子”が降ることで知られ、雨季には空から降る彼女たちを受け止めるために多くの魔法使いが訪れる。

主な都市と郊外[編集]

アウストル城塞
ハウザル中央から南部へを繋ぐ大街路を塞ぐように作られた城塞都市。長大な城壁で知られる一方で軍事的な機能はほぼ喪失しており、駐留している近衛師団も祭礼部隊である。もともとはドワーフ族の作った巨大な地下城塞であり、現在の地上城壁は800年前に人間種の王によって建設されたもの。現在も地下には封鎖されたドワーフの遺跡が多数眠っている。
アトス市
王立アトス大学の所在地であり、市街の半分が大学の敷地となっている研究都市。その地名は古の旧神アトスの名に因む。
ダデ市
南東に位置する地下都市。ドワーフの遺した石造りの街並みで知られる。
プラム村
ハウザル南東に位置する宿場村。小規模ながら交通の要衝に位置し、魔導書製作会社エーダムも本社を置いている。

人口[編集]

古くはドワーフ王朝の存在したハウザルだが、現在の住民は九割が人類種によって占められている。
こと、ドワーフ族はハウザルを忌地として嫌っており、他地域と比較して極端にドワーフ族が少ない。

歴史[編集]

ドワーフ王朝時代[編集]

古代におけるハウザルは、現在のような人類種の住まう土地ではなかった。ハウザル大山脈によって分かたれた南部に山ドワーフの一氏族が王国を建設し、ハウザル各地に城塞を築いていた。アウストル城塞もまた、ドワーフ王朝時代の遺構の一つである。ドワーフ王朝の成立期は判明していないが、考古学者の研究では少なくとも2000年以上前には王朝の統治が始まっていたことが確認されている。
数千年に渡ってハウザルを支配したドワーフ王朝だが、城塞や市街を残してすべてのドワーフがある日突然消滅してしまった。ドワーフ族のごく一部では「雷(いかづち)に触れた」とされる伝説として語り継がれているものの、その「雷」が何を指すのかについては未だ分かっていない。この“消滅”以後、南部ハウザルは「呪われた土地」として扱われ、数百年間無人のまま放置された。

ドワーフ王朝期の人類種については、大ドワーフ図書館の記録によれば寒さの厳しい北部には少数の人類種が狩猟生活をしていたとされる。一方で人類種側にそうした記録は確認されておらず、歴史学者の間では旧帝国時代の追放者らではないかという説が有力。

人類種の入植期[編集]

約1000年前、後期帝国時代に人類種によるハウザル入植が開始される。数百年もの間放置されていた地表の旧ドワーフ市街は簡単な補修で居住可能なほど良好な保存状態であり、石造りの家屋をそのまま利用する形で極めてスムーズに入植は進んだ。魔術的にも豊かな霊脈が流れていることもあり、ことアウストル城塞は植民地でありながらも後期帝国有数の繁栄を見せた。一方で地下のドワーフ遺構深部には危険なモンスターが繁殖しており、その多くが封鎖された。この時代におけるハウザル南部は最盛期といっても良い繁栄を見せる反面、豊潤すぎる霊脈の影響か、地下からモンスターが湧き出る事件が多発。近衛師団がハウザルに駐留を始めたのもこの時期である。

王国統治期[編集]

帝国の崩壊に伴い、ハウザルもそのまま王国の統治下に移行した。寒さの厳しい北部への入植も開始され、ハウザル大山脈を越えていくつかの開拓都市が形成された。南部では危険なドワーフ遺構の封鎖もほぼ完了し、帝国時代のような戦禍に見舞われることはなくなった。一方、特異な霊脈の影響は現在に至るまで残されており、“女の子”降りやマナ風、“鳴きマーメイド”等の気象現象で知られることとなる。

参考記事[編集]

南部ハウザルで50年に一度の記録的な“女の子”降り(気象情報) http://maho.online/?p=135
天才の妹が「消滅」 覚えているのは兄だけ http://maho.online/?p=708
人類種初、迷宮図書館200階層を突破 最新の魔術理論チームが快挙 http://maho.online/?p=453